足指の使い方
技の基礎となる足さばきは、迅速かつ効果的でなくてはならない。 そのために、裸足、足袋、履物を問わず、足が床や地面を捉えている必要がある。 足指を用いて床等を捉えるわけであるが、福井虎雄先生の教えがあるとおり、後足の踵を床から三寸(約9cm)浮かせることで、それが可能となる。また、踵を下げアキレス腱を伸ばすと足の運用が不自由になるとの口述もある。 河野百錬先生の姿にも、踵を浮かすことによって、足指で床を捉えていると思われるものが散見される。 居合は、本来形を演ずるものではなく、敵前における武技であることを忘れてはならない。 2026.4.5会水

