応挙の写生
門外漢ながら、書道では臨書が重んじられ、絵画にはスケッチとか写生という技法があります。 居合は普通、大まかな手順とフォームから覚え始めますが、ある程度できた後は、それ以上深く立ち入らなくなってしまい、終生その域を出ない向きも多いようです。...
当道場の稽古もよう
当道場は、無双直伝英信流の居合道を学んでおります。 当流は、永禄年間(約480年前)に最上家の家臣・林崎甚助公によって起こされ、歴代宗家によって現代まで継承されております。 とりわけ、当道場は無双直伝英信流第21代正統宗家の技前をお手本としております。...
言葉の説明①
(彼我の距離) 間合いとは彼我の距離である。 居合における彼我とは、敵と我である。 敵との間合いを詰めなければ、物打ちは敵に届かない。 刀を振るってから、間合いを詰めても無意味であように、詰めるのが優先されるのは言うまでもない。...
居合を学ぶ方々へ
居合をされる目的は多様だと思いますが、深く学ぼうとするならば、先ずは目指す対象を定めることだと思います。 例えば、正統正流を学ぼうとするならば、正統性が認められる対象を求めることが第一段階です。そうしないといつの間にか自分自身が正統の基準になりかねないからです。...