写真の撮り方
居合の写真は、横版より縦長の縦版で撮った方が、技全体がよく見える。横版では技全体は写らない。 ビデオでも写真でも、足先や肘、剣先が欠けているものは、臨場感がなくて残念である。 人の技を見る時は、どこも欠けることなく見える場所に移動したほうがいい。その時、天井から床まで全部見...
宗家訓を思い起こして
入門当初から稽古時に宗家訓が掲げられていた。 「當流の居合を學ばんとする者は、古來より傳承せられ以って今日に及ぶ當流の形に聊も私見を加うることなく、先師の遺された形を毫末も改變することなく、正しく後人に傳うるの強き信念を以って錬磨せられんことを切望する。...
不動の姿勢
いわゆる自然体ではなく、立位・座位を問わず、技に入る前に、敵を圧する気概をもった不動の姿勢をとる。 顎を引き奥歯を合わせ首筋背筋を張り、両丹田を充実させ、目を据えた不動の姿勢から技に入る。2022.1.20会水
稽古という言葉
稽古という言葉は、日本では伝統的なものを習う時に用いられ、意味は近いが、練習とは区別されている。 「稽」は考えると読み、「古」は昔のことであるから、古(いにしえ)を考えるという意味になる。 また、「稽古照今」という熟語もあり、調べてみると、その直訳は、古(いにしえ)を稽(か...
抱負
技前は、細部まで疎かにせず、ほどほどのところで折り合いを付けず、向上を目指す。 先入観に囚われず、一つ一つを見直す。2022.1.3会水