「修塾」という名称
当道場名は、平成22年に創立時に、故武井氏と山崎で決めたものです。 その時分に抱いていた「我が国の歴史および居合道の伝統を尊重し、先人の教えを正しく伝承して行くという思いを胸に、正正と修練に努める」という創立趣旨に沿って「修塾」とした次第であり、個人の氏名に因んだものではあ...
古武道の稽古のために
「古(いにしえ)を稽(かんが)える」のが稽古の意ですから、現実を基準に考えても仕方ありません。古武道を現代の様式に置き換えることは出来ないからです。 あくまでも関心を昔(過去)に向けなければならないのはそのためです。 昔といっても、未熟な過去の自分ではなく、先人、先師に思い...
当道場の稽古もよう(2)
当道場では、正統第21代福井聖山宗家をお手本にしていることを度々明言してきました。 何処かで、同様の趣を持たれた道場はあるとは思いますが、福井宗家の技に徹底的に準拠した稽古をしている道場(或いは剣士)を現時点では知りません。...
眼付け(正座・前)
眼付け(正座・前) ・座した時の着眼は前方三米位とし、一定の箇所にこていするにあらず八方に心眼を注ぐ。 ・即ち遠山を望む心にて見ること。 ・動作中の着眼は仮想敵になす。 ・技によりて一定せざるも横一文字の抜き付けは座したる時の着眼の高さとし、最後に切り下したるは其の斬り下す...