形(型)の性質について
歴史の過程で、各流派が技の本質を集約し体系化したものが形(型)である。 古来、真剣を用いて相対で剣技を試すことは、生死を賭すことになるため、通常は一人で鍛錬していたと言われる。木刀で対戦する場合も事情は大きくは変わらないであろう。...
関係性は重要でない
身体を効率的に運用するためには、その時の諸条件との関係性ではなく、目的が大切である。 技前においては、敵を制すること(具体的には先手をとっての斬突)が目的であり、その時の各自の身体的条件(年齢・体力・体調等)や環境が関係性に当たる。...