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速さについて

  • 4月15日
  • 読了時間: 2分

 居合に限らず、剣術では「先)についての教えがありますが、それは敵との関係性において、先手を取るということです。

 

 真剣勝負は、一瞬の判断で生死を分けると言われますが、居合においては、不意の襲撃にリアルタイムに応じる術なので、理詰めに考える隙はありません。

 

 また、心の置きかたも重要ですが。それによって敵を斬る方法は教えられていません。心の持ちようは古来伝承の「形」にヒントがあり、その中に心の持ちようも隠されているのではないかと近頃感じております。

 

 居合は敵の不意打ちに応じる術ですから、機敏な動作が必要であることに異論はないと思います。即ち物理的なスピードを要するということです。

 

 つまり、傍からも、敵からも見えるような動作であってはならないと思っております。

 

 達人の技を漫然と見ると、見えたような気がするかも知れませんが、それは決められた手順を追って見ているからであり錯覚に過ぎません。実は達人の一挙手一投足は、如何様にしても自分には見ることが出来ませんでした。

 

 目にも止まらぬ速さとは、動作が自然であるから意識に止まらない故だと言われることもありますが、本当のところは、どの場面を切り取っても物理的に速くて見えないというのが真実だと思います。

 

 居合の生命線は、速さ(=スピード)にあると思っております。2026.4.15会水

 
 
 

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