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英信流の横血振り

  • 執筆者の写真: shujuku
    shujuku
  • 9月29日
  • 読了時間: 1分

(居技の場合)

 打ち下ろした切っ先の位置から布を割く心持にて勢いよく、八寸強(約25cm)または一尺(約30cm)右に開く。※全日本居合道刀法の場合は、一尺(約30cm)右に開く。

 血振った時、右拳の位置は右膝の高さ、鍔の位置は右膝の線にあること。

 

(立技の場合)

 居技と同様に布を割く勢いにて行うが、特に寸法の定めはなし。

 その要点は、打ち下ろした位置から真横に開き(拳を前に出したり後ろに引いてはならない)、右拳の位置は腰の高さ(概ねへその高さ)とし、右肘は屈せずに柔らかく伸びていること。

 したがって人によって開いた右拳や切っ先の位置(寸法)には違いはあるが、強いて言えば、打ち下ろした位置から測って、切っ先は50~60cmの位置になるやも知れない。

 これは、居技である抜き打ち(正坐)、真向(立膝)の場合も同様とする。

 

(居技、立技共通)

 横血振りした時の切っ先は概ね前方に向かうをよしとし、右に開き過ぎぬことが肝要であるが、八重垣での横血振り同様、刀の身幅一寸(約3cm)程外に開くも可とする。

 福井虎雄先生の教えメモより。2025.9.29会水

 
 
 

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