初心を忘れず、原点を思う
昨日の稽古時に、無双直伝英信流の宗家訓を披露配布した。
それは、「当流の居合を学ばんとする者は、古来より伝承せられ以って今日に及ぶ当流の形に聊かも私見を加うることなく、先師の遺された形を毫末も改変する事なく…」で始まる正統正流伝承の訓である。
「正しい形」「流派の掟」を守り伝えることが本義である。
故武井三次先生とともに設立した我が「居合道修塾」の理念もそこにあった。
当ホームページに、「穏やかながらも伝統文化を真摯に伝承する」と表記していただいた。
これこそが、我が道場の目指すところである。稽古においては、自己に対してシビアでなくてはならない。その後にこそ穏やかな和が残る。
武井三次先生に叱られないよう、原点を忘れず、精進したい。会水