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1パターンに絞る

  • 山崎修明
  • 2020年9月6日
  • 読了時間: 1分

たとえば、以前は2パターンあると認めていた形や動作が、突き詰めると、本来は一つしかなかったと、分かることがあります。

すると、あり得ると思っていたもう1パターンが成り立たないことを得心し、今後は的を絞った稽古ができるようになります。

たとえ2パターンが成立したと仮定しても、それぞれの違いは、見た目以上に、根本的な剣や体の運用を変更にまで及び、もう一つの形(技)を追加することと近しいことになりかねません。

そうしなくとも、幸い、当流には継承された多数の形(技)があるので、それらをつぶさに観察すれば、応用可能な要素をいろいろ見つけることも可能です。

そもそも、形(技)の本質は一つのはずですから、あれこれ迷わず、1パターンに絞れば、必然的に稽古の密度は高まります。会水

 
 
 

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