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節目(ふしめ)

節目を感じることは、あくまでも個人的なことですが、たとえば、居合の場合は、稽古を再開した時、昇段した時などが節目となります。

居合に限らず、自分の心境変化に気づいたときが、節目だと思います。

拙い経験ながら、いままで、節目の都度に初心に帰ることを居合の稽古のコツにしてきました。

初心といっても、「稽古は、始めに習った一と、十まで習った後に戻った一とは違う」という主旨の千利休の言葉にもあるように、戻る場所は人によって異なります。

いずれの場合にも、武術は絵画のような芸術や、スポーツとは趣旨が異なるので、手直しを繰り返すより、一に戻り気分一心するほうが、武術の稽古には適っています。会水

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