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勇往邁進(ゆうおうまいしん)の気概


居合における居技の打下し時、「前進してもしなくても宜しいが、前進した方が、勇往邁進の気概があってなお宜しい」と福井虎雄先生は仰っていた。

 

私も当初は、その場で打下していたが、今はその教えに習って一足長或るいは半足長前進している。

 

確かにその方が刀勢が生まれ気分も充実する。

 

居合は演武のために体裁よくやるものではなく、己が敵前に臨むものである。「気勢気迫のない技は死にものである」と先師が言われた通りである。

 

演武が単なるパフォーマンスに墜することのなきよう、翌々留意したいものである。2024.1.25会水

 

 

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