技を覚えるために
技を覚えるときは、一つ一つの動作を言葉にして暗記し、発声してみることです。いつも、刀法で「エイ」と発声しているのですから出来ないことはありません。周りに遠慮したり、恥ずかしがらずに堂々とやっていただきたいものです。
自分の稽古のときは、頭の中で唱えて、自分自身に言い聞かせようにしてもよいし、技を確認するときは黙ってやるのではなく、暗記した言葉とともに行うことが望ましい。
皆様も経験があるとおり、しばらくやらないでいると記憶が薄れてしまいますから、暗記した言葉を繰り返し反芻することが大切です。
これは、自分が技を覚えるときばかりでなく、後世に伝統を残すためにも大いに役に立つことですから、是非とも実践していただくことを切望致します。会水
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