気剣体一致
物体である体は常に振動し静止していない。
固体である剣も振動し、気も同様である。
剣は体の一部である手に操られ、体は気が動かすと思われているが、それぞれ独立して勝手に動いている限り一致することはない。
三つが一つになったとき、振動は穏やかに静止し、気剣体が一致する。
それは、タイミングの一致ではなく、一体となることである。
それに至るには、「自分は体の中にいる」「自分は体だ」「あるいは体が自分だ」そして「体が剣を操作している」という誤った感覚を徐々になくしていくことである。2021.10.12会水
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