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継承・伝承

これまで、拙いことを書き、言ってきましたが、探求には果てがないに違いありません。


度々、正流云々という言葉も用いましたが、今になってはおこがましい限りです。


仮に、先師が残された箇条書きを分かった積りでいても、その技量を図るためには文言の奥深くに立ち入らねばなりません。


「ことの本質は、そこに至らないと分からない」とかつて戒められたことが思い出されます。


当流の掟の深奥に至るためには、先師の文言の一言一句を見逃さないことと、先師の運足、運剣、体の運用がなされるときの、意識まで読み解く必要があるように思います。


「継承・伝承」、その心はと問われれば、それは、自己探求の道に他ならないという思いに至ります。会水

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