当道場の特徴
当道場は微力ながら、正統第21代宗家福井聖山先生の技の継承を目指しておりますが、特に、技の細部ににもこだわりを持って研究しているという点では、僭越ながら類い稀なる道場であると思います。 居合に入門したての頃に、福井先生が宗家を継承されました。長い間、師事していた先生からは常...
序破急
当流での序破急は、主として横一文字時の抜き付けの緩急についての教えです。 気ぶりを見せないよう緩やかに抜きはじめ、鞘離れの瞬時に一気に抜き付けますが、単なるに運剣の遅速のことではありません。 また、序破急とは間合とほぼ同じ意味のものであり、それには、緩急、呼吸、気剣体全てが...
習得と伝達
技を習得するためには、よく見てすぐにやってみることです。そのとき、一挙手一投足の細部までを繰り返し真似することが近道になります。気軽にどんどん質問すると新たな発見もあり技が深まります。小生は誰よりも貪欲に質問しました。 今も故・福井先生に質問すると昔と変わらずに答えて下さい...
産経国際書展(国立新美術館)
五眼館道場 五戸敏明(光岳)先生の書「端虚」です。 文字にも居合にも気勢気迫を感じます。 いつもながら、謙虚で実直なお人柄に接し、清々しい気持ちになりました。会水
居合の見方
演武を直接見るのも、ビデオで見るのも、どちらも映像ですから、そこに違いはありません。 見る時に頭や心で見ると客観的になり評価が入ってしまうので、大半を取り逃がしてしまい、十分の一も見えませんから、心を空しくして主観的に見た方がよい。...