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久し振りの海洋大学での稽古

  • 山崎修明
  • 2017年3月2日
  • 読了時間: 1分

先月、海洋大学の柔道場の畳の上での稽古は思ったよりやり易く、今後、同条件の場所でも十分出来るのがわかり収穫でした。ただ、寒い日でしたので、木の床よりも足指が冷える気がしました。シーンと澄んだ空気の中に飾られた、元師範の三船十段の書に威厳を感じながらの稽古ができ、やはり澄んだ気持ちは競争心、対抗心などのとげとげしい考えも霧消するようです。やはり心の持ちようですね。

 そこで、われわれがやっている居合道のことになりますが、演武会や競技会に参加するときには、外側にばかり気を取られないで、折角のエネルギーを内面に向けて、自分との対決の場にするとよいかも知れません。演武会も稽古も違いはありませんので普段からですね。

いづれにしても清明な心で行うことが大切です。 宗家訓にも「心正しければ剣正し」とあります。技は内面の意識が外側に表現されたものなのですから、まず心の修練です。

 寒い中、参加して下さった方々、本当にお疲れ様でした。今度は青畳を甘く見ずにしっかり防寒しましょう。会水

 
 
 

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