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マインドフルネス

  • 山崎修明
  • 2017年3月11日
  • 読了時間: 2分

今日の稽古で呼吸のことを話した。呼吸はまずしっかり吐き(人を呼ぶときには息を吐くから呼というらしい)腹式でお腹がふくらむように吸うと空気(酸素)で肺が満たされる。

そのときに横隔膜が下がりその圧でお腹がふくらむという仕組みだ。腹部の脳ともいわれる「太陽神経叢」という精神の司令塔も胃部の背面にあり、武道でおなじみの「丹田」はへそ下一寸目安の位置にあることからも腹式呼吸の重要性が分かる。

 動作を呼吸に合わせるというより、呼吸に動作を合わせるともいえ、それらは表裏一体のものである。いずれも、無意識で漫然としたものでは用をなさない。呼吸も動作も真に生かすめには、今この一点に意識がなければならない。

 話の過程で、マインドフルネスについて話題が及んだ(お互いに意見交換しながら稽古を進めているのも当道場の特徴の一つだ)。それは「気づき」のことで、過去・未来でなく現在に意識を向けることによって、精神を整えることのようだ。詳しくは知らないが、禅に由来するものであるならば、通じるものがあると思える。

 居合道で動作するときには、いつもそれに意識的に子細に気づいていることが要るが、極意とするところの「無念無双」との兼ね合いはどうなのかと思う人もいるかも知れない。それは「天地萬物」と和するという訓えに通じるもので、日々の稽古の場、日常生活の中で体感していただきたい。文章ではなかなか説明が難しい。それはある意味言葉の限界でもある。ただ、居合道修業の醍醐味の一つでもあるということは確かだ。

 花粉症の方を除いては、大分過ごしやすく伸び伸びと稽古できる季節となりました。5月3日の春季昇段審査を受験される予定の方々はそれに目標を設定し、トップ合格を目指して頑張ってください。 会水  

 
 
 

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