号令について
(演武の場への出入)「位置に着け」※入場は用いない。「退場」
(演武の場での立ち座り)「着座」「起立」
(刀の抜き差し)「帯刀」「刀をはずせ」※刀を外すとき、外刀(げとう)という言葉は福井宗家も用いたことはなく、恩師からは品もないから用いるなと習った。
(国旗・武神)「国旗・武神に対し、礼」
(国旗のみの場合)「国旗に対し、礼」
(武神のみの場合)「武神に対し、礼」神社での奉納演武では「神殿に対し」がよく用いられていた。
(演武会場等での役員席に対する場合)「正面に対し、礼」
(演武の開始と終わり)「はじめ」「やめ」※演武はじめ、演武やめ等、あえて演武という言
葉を前置きしなくてよいと習ってきた。
(立ち位置の前後左右の移動)「一歩前へ、二歩右へ」等
(鍔に手をかける)「鍔に拇(おやゆび)をかける」
(稽古中に技をとめる)例えば受け流しの場合、「受け流した姿でとまれ」等
その他も種々あると思いますが、以上は福井宗家はじめ、小生が指導を受けてきた環境で用いられてきたものです。会水