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形と技量

古武道を学ぶためには、古来伝承の形に私見を加えたり、技の理合いを改変してはならないのは云うまでもありませんが。


近頃は理合いも含めて形が多様化していることから、形の比較は論じられるが,技の熟練度(技量)について語られることが少なくなったように感じます。例えば、技のレベルが高い、技が大きい、速い、強い、間がつんでいる等々、


小生が思うには、技の見事さは如実に形に現れ、見事さは技量であるから、技量が熟さないと見事な形は体現出来ず、止む無く形が変わってしまうのではないか。


そうならないためには、古来伝承の形に真摯に向き合い、自分の至らなさにメゲズに妥協することなく、形を守るためにひたすら技量の向上を図り、その形に見合った技量を目指さなければならない。2023.2.20会水


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