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「理会(形)」と「気迫」の両輪

対敵技である居合においては、流派の掟に基づいて伝承されてきた正しい「理会(形)」と、そこに「気拍」が伴なうことが求められます。


理会を伴わない気負いに任せた粗暴なものは、むしろ気迫とは相反しますし、理会を欠いた気勢だけのものでもいけません。


「気迫」はそれ自体を切り取ることは出来ず、「理会」と表裏をなすものです。


古来よりそれを実現させるための教えは数多ありますが、そのひとつに「間」というものがあります。


「間」が隙間になってしまえば、その隙に付け入られてしまいます。いわいる間延びにならないために、間の結んだ隙間を作らない機敏な動きが求められます。2023.10.2会水



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