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陰陽の構え

  • 執筆者の写真: shujuku
    shujuku
  • 2021年5月16日
  • 読了時間: 1分

陰の構えは、刀を右斜め前に傘を持つよう立て、陽の構えは刀を左斜め前に立てます。


これは、人が北を背にして南に向かって立った場合、左が陽が昇る方(東)で、太陽の陰が右になるからだと言われております。


つまり、日が出る方が陽(自分の左側)、陰(かげ)が出来る方が陰(自分の右側)ということです。


英信流の太刀打の位でとる八相の構えは、陰の構えの鍔を口元まで上げて、肘を張って刀をやや斜めに傾けたものです。


また、逆八相という表現が用いられることがありますが、これは陽の構えに準じたものと思われます。


因みに、これを介錯の業に当てはめると、切腹する人は北向きに座し、従って、介錯人は東に向くのだと聞いたことがあります。会水


 
 
 

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