稽古と演武の要点
如何なるときも目標を見据えていることが必要です。 その要点は、 「一、正しい姿・形 二、適正な足幅 三、正しい刃筋 四、正しい目付 五、正しい間と間合い」であり、一つ一つが他と関係していて、単独では成り立ちません。 技の要諦は大概そこに行き着きます。...
基礎技術
居合道の競技での優劣は、思うに審判員の資質に大きく左右され、必ずしも本来の技量が計られたものではありませんでした。 そのような第三者の目による評価は、根拠の浅い表面的でその場限りのものなので、一言ではそれは当てにならず、真実は自分にしか分からないものです。一喜一憂する必要は...
少数精鋭とは
「すぐれた者を少数そろえる」ことを少数精鋭だと思っておりましたが、少数ゆえに皆が精鋭になる」という意味もあるそうで、居合には後者が合いそうです。 確かに、居合道では集団な大きいと、精鋭が現れにくいような気もします。それは多人数への指導では内容が一律になるということよりも、む...
間と間合い
間と間合い 「間」と「間合い」は同義語のように思います。 居合では、間が大切ですが、それを時間軸で考えると、当方から敵に迫るのではなく、彼方から敵が現れると感じられます。言葉では表せないので、このように抽象的になってしまいます。...
正坐一本目「前」
昨日は、基本的なことが多く含まれる「前」を取り上げて稽古しました。 正座の姿勢、両手の位置、手のかけ方、抜き出す方向とタイミング、切りつけた時の切っ先や拳の位置、打ち下ろした時の切っ先や拳の位置、血ぶりの仕方、納刀の仕方等々について皆でおさらいしました。...
正伝について今思うこと
諸説ありますが、自己解釈では、正統とは系統の正しい継承を指し、流派の掟に則った技量を受け継いだものが正流だと思う。私は正流と同じイメージで正伝という言葉を用いています。 これまで正伝を継承されてきた全ての先師に敬意を払うのは当然のことですが、目標を明確にし、より的を絞りやす...
奉祝「令和元年五月一日」
奉祝「令和元年五月一日」 新しき御代を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 この連綿たる歴史を拝し、恐れながらこれに肖り、我々も先師から受け継いだ正伝の技を次代に正しく伝える努力をして参りたいと存じます。 そのためには、気持ち新たに、原点を思い、初心を忘れず、丁寧に学び直すこと...
本来、何を伝えるべきなのか?
その答えは流派の原型だと思います。 今、辺りを見渡すと、同じ流派名ながら、どう見ても似ても似つかない技がなんと多いことか。それは、分派云々の次元以前のもので、見るに忍びないものがあります。 何故そうなってしまうのか。それは、伝承されてきた元々の技(形)を伝えるのではなく、そ...
リアルな技
居合は敵との攻防の術ですから、仮想敵が見える技とか、リアリティーのある演武などの言い方は本来的ではないと思います。実戦では、目前にいる敵を先に切らねば我が切られるわけですから、正にリアルです。常に実戦として臨みたいものです。会水
昇段について
いつも審査会が近づくと居合道の段位について思うことがあります。 取得した段位が自分の実力であるという考え方もありますが、私は修業の目安としての器を得るとういことが昇段の意義ではないかと思っておりま。 例えば、ヤドカリは窮屈になったら新しい貝へ移り住むようです。多少ゆとりがあ...